遊劇体♯44「天守物語」、いよいよ今週末木曜からとなりました。
今回はステージ数が少なく、現在のご予約頂いている状況を鑑みまして、お客様には大変窮屈な思いをさせてしまう可能性が高くなり、
このたび追加公演を設定いたしました。
追加公演は2回行います。
6月30日(土)15時半開演
7月1日(日)18時半開演
7月1日(日)15時の回は前売り券完売となりました。
状況により数枚当日券を発行する可能性はございますが、混雑が予想されますので、ご都合がつけば是非追加公演へのご予約をおすすめ致します。
尚、7月1日15時の回の混雑緩和のため、この回の観劇をご希望のお客様には、追加公演へのご予約振り替えを随時承ります。出来る限り間際まで受付致しますので、追加公演でも行ける!とおっしゃっていただける場合は、大変お手数ですがメールかお電話でご連絡くださいませ。
現在のチケット残席状況は以下の通りです。
6月28日(木)19:30〜 △
6月29日(金)19:30〜 ○
6月30日(土)15:30〜(追加公演)○
6月30日(土)19:30〜△
7月1日(日)15:00〜 ×
7月1日(日)18:30〜(追加公演)○
当日券の有無などお問い合わせは、劇場06−6934−0014(アトリエS-pace)および劇団直通090-1907-6804にて承ります。
何卒よろしくお願い申し上げます。
追加公演に関して、キタモトより皆様へ↓
http://yu-gekitai.seesaa.net/article/45913996.html
2007年06月26日
2007年06月06日
アトリエS-paceと遊劇体
このたびの公演の会場となるアトリエS-paceさんは、昨年9月に柿落しされたばかりの新しい劇場です。
柿落しイベントのリーディング連続公演にも参加させて頂きました。
S-paceさんは主催事業として、日ごろから演技や身体表現のワークショップを精力的に行っておられます。また、稽古場不足が深刻な大阪で貴重な稽古施設としても貢献していただいています。
そんなS-paceさんでこのたび初の提携公演を私たちがやらせていただくにあたり、「製作から上演までをすべてこの場所で!」を裏コンセプトとして掲げました。
3月に8回、演技ワークショップを行い、そこに参加してくださった方から3名が今回「天守物語」に出演します。
また、5月から本格的にS-paceさんにて立ち稽古が始まっています。
本番の会場で稽古ができるというのは本当にありがたいことです。
ひょっとしたら、もう長い長い仕込みが始まっていると言えるのかもしれません。
そんな、今回ひたすらお世話になるS-paceプロデューサー関川佑一さんよりチラシにコメントをいただきました。
アトリエS-paceプロデューサー関川さんより
柿落しイベントのリーディング連続公演にも参加させて頂きました。
S-paceさんは主催事業として、日ごろから演技や身体表現のワークショップを精力的に行っておられます。また、稽古場不足が深刻な大阪で貴重な稽古施設としても貢献していただいています。
そんなS-paceさんでこのたび初の提携公演を私たちがやらせていただくにあたり、「製作から上演までをすべてこの場所で!」を裏コンセプトとして掲げました。
3月に8回、演技ワークショップを行い、そこに参加してくださった方から3名が今回「天守物語」に出演します。
また、5月から本格的にS-paceさんにて立ち稽古が始まっています。
本番の会場で稽古ができるというのは本当にありがたいことです。
ひょっとしたら、もう長い長い仕込みが始まっていると言えるのかもしれません。
そんな、今回ひたすらお世話になるS-paceプロデューサー関川佑一さんよりチラシにコメントをいただきました。
アトリエS-paceプロデューサー関川さんより
2007年05月28日
遊劇体の「天守物語」演出者より
いくらオカネがあっても足りない。垂直構造の舞台。豪華絢爛の衣裳。高価な美術工芸品の道具。しかも登場するほとんどが妖怪だ。ニンゲンのやれないことをいとも簡単に舞台上でやってのける。恥ずかしいかぎりだが「天守物語」の舞台を観たことがない。きっときらびやかで妖艶で、スタッフの総力を結集したエネルギーとマジックに満ちたものなんだろう。
くやしいがオカネがない。私たちにできるのは、戯曲のもつそのドラマの強靭さを信じ、鏡花氏の、俗悪なニンゲンへの憎悪と美しいものへの賛美を、舞台上に高らかに謳いあげることだ。私たちは舞台上に思想を載っけるのだ。
「天守物語」の終わり方は、ギリシア劇の手法である*デウス・エクス・マキーナという形式を踏襲している。この終幕はかなりな危険性を孕む。「なんでこうなるの?」と一気に興ざめをさせかねない。そこがイチバンの踏んばりどころかもしれない。そこにこの私たちの公演の、生き死にが関わってくるだろう。戯曲に手を加えず省略もせず、オリジナルのまま上演する。鏡花氏に対する礼儀である。共感とともに鏡花氏の意志を舞台に載せることで、オカネは使わずとも、ドラマが力強く立ち上がる。そう信じている。(でもオカネはあるほうがいい。)
*デウス・エクス・マキーナ…古代ギリシアの演劇において、劇の内容が錯綜して解決困難な局面に陥った時、いきなり絶対的な力を持つ神が現れ、混乱した状況に解決を下して物語を収束させるという手法を指す。
くやしいがオカネがない。私たちにできるのは、戯曲のもつそのドラマの強靭さを信じ、鏡花氏の、俗悪なニンゲンへの憎悪と美しいものへの賛美を、舞台上に高らかに謳いあげることだ。私たちは舞台上に思想を載っけるのだ。
「天守物語」の終わり方は、ギリシア劇の手法である*デウス・エクス・マキーナという形式を踏襲している。この終幕はかなりな危険性を孕む。「なんでこうなるの?」と一気に興ざめをさせかねない。そこがイチバンの踏んばりどころかもしれない。そこにこの私たちの公演の、生き死にが関わってくるだろう。戯曲に手を加えず省略もせず、オリジナルのまま上演する。鏡花氏に対する礼儀である。共感とともに鏡花氏の意志を舞台に載せることで、オカネは使わずとも、ドラマが力強く立ち上がる。そう信じている。(でもオカネはあるほうがいい。)
キタモトマサヤ
*デウス・エクス・マキーナ…古代ギリシアの演劇において、劇の内容が錯綜して解決困難な局面に陥った時、いきなり絶対的な力を持つ神が現れ、混乱した状況に解決を下して物語を収束させるという手法を指す。
2007年05月21日
泉鏡花の「天守物語」って?
泉鏡花(1873-1939)
小説家・劇作家。1891年、尾崎紅葉に弟子入りし小説家となる。独特の文体と妖美で幻想性に満ちた作風で、他に類を見ない魔術的な作品群を生み出した。
代表作「高野聖」「草迷宮」「春昼」、戯曲では「夜叉ヶ池」など。
「天守物語」
1917年「新小説」に発表。播州姫路、白鷺城の天守閣第五重が舞台。天守の垂直構造を使って人界と魔界の交渉を描き、愛と美を礼讃するとともに、俗悪なものを憎む鏡花の思想をみごとに表現した完成度の高い戯曲。1951年まで初演を待たねばならなかったのは、舞台化に際し上演不可能を思わせる数々の困難がたちふさがっているからである。
小説家・劇作家。1891年、尾崎紅葉に弟子入りし小説家となる。独特の文体と妖美で幻想性に満ちた作風で、他に類を見ない魔術的な作品群を生み出した。
代表作「高野聖」「草迷宮」「春昼」、戯曲では「夜叉ヶ池」など。
「天守物語」
1917年「新小説」に発表。播州姫路、白鷺城の天守閣第五重が舞台。天守の垂直構造を使って人界と魔界の交渉を描き、愛と美を礼讃するとともに、俗悪なものを憎む鏡花の思想をみごとに表現した完成度の高い戯曲。1951年まで初演を待たねばならなかったのは、舞台化に際し上演不可能を思わせる数々の困難がたちふさがっているからである。
2007年05月18日
2007年04月27日
♯44「天守物語」チケットご予約を開始します。
「天守物語」チケットのご予約を開始いたしました。
お求めの方法は以下となっております。
1.e-mailで予約する
遊劇体事務所 yu_geki_tai@hotmail.com
もしくは
アトリエS-pace(エスペース) atelier_s_pace@ybb.ne.jp
いずれかにお名前・ご連絡先・観劇日時・何名様でご来場かをお知らせください。追ってご確認のメールをお送りいたします。
2.電話で予約する
遊劇体制作直通 090-1907-6804
遊劇体事務所 075-525-2910
アトリエS-pace(エスペース) 06-6934-0014
いずれかにお名前・ご連絡先・観劇日時・何名様でご来場かをお知らせください。
3.窓口で購入する
アトリエS-pace(エスペース)事務所にて取り扱っております。
京阪野江駅東口から京都方面へ線路沿いにまっすぐ進むだけ。徒歩3分ほどのところです。
会場の下見がてら、お散歩がてら、立ち寄っていただくのも良いかもしれません。
ご来場をお待ち申し上げております。
追加公演が決定いたしました。こちらをクリック。
お求めの方法は以下となっております。
1.e-mailで予約する
遊劇体事務所 yu_geki_tai@hotmail.com
もしくは
アトリエS-pace(エスペース) atelier_s_pace@ybb.ne.jp
いずれかにお名前・ご連絡先・観劇日時・何名様でご来場かをお知らせください。追ってご確認のメールをお送りいたします。
2.電話で予約する
遊劇体制作直通 090-1907-6804
遊劇体事務所 075-525-2910
アトリエS-pace(エスペース) 06-6934-0014
いずれかにお名前・ご連絡先・観劇日時・何名様でご来場かをお知らせください。
3.窓口で購入する
アトリエS-pace(エスペース)事務所にて取り扱っております。
京阪野江駅東口から京都方面へ線路沿いにまっすぐ進むだけ。徒歩3分ほどのところです。
会場の下見がてら、お散歩がてら、立ち寄っていただくのも良いかもしれません。
ご来場をお待ち申し上げております。
追加公演が決定いたしました。こちらをクリック。
2007年04月25日
♯44「天守物語」
お待たせいたしました。
遊劇体次回公演の詳細が決定いたしました!
遊劇体♯44 遊劇体+アトリエS-pace提携企画
『天守物語』
作:泉鏡花 演出:キタモトマサヤ
日時
2007/6/28 (木)19:30
29(金)19:30
30(土)19:30
7/1(日)15:00
※受付開始は開演の40分前、開場は30分前です。
会場
アトリエS-pace(エスペース)
大阪市城東区成育2−5−4
TEL&FAX 06-6934-0014
e-mail atelier_s_pace@ybb.ne.jp
出演 大熊ねこ 菊谷高広 坂本正巳
こやまあい 村尾オサム キタモトマサヤ
条あけみ(あみゅーず・とらいあんぐる)
岡村宏懇(劇団M.O.P.)
黒川藍 鶴丸絵梨 藤咲雪音
スタッフ
[舞台監督]関川佑一(S-pace) [照明]西岡奈美
[音響]大西博樹 〔舞台美術〕宮内ひろし
〔作曲+歌〕わたなべともえ(ベートルズ)
[宣伝美術]古閑剛
〔宣伝写真〕宮内ひろし [制作]A≠T≠M
〔提携〕アトリエS-pace [企画製作]遊劇体
料金 前売:2,500円 / 当日:2,800円
学生:1,800円(当日受付にて学生証をご提示ください。)
*当日精算券をお持ちかご予約いただいたお客様は、
前売料金でご入場いただけます。
遊劇体次回公演の詳細が決定いたしました!
遊劇体♯44 遊劇体+アトリエS-pace提携企画
『天守物語』
作:泉鏡花 演出:キタモトマサヤ
日時
2007/6/28 (木)19:30
29(金)19:30
30(土)19:30
7/1(日)15:00
※受付開始は開演の40分前、開場は30分前です。
会場
アトリエS-pace(エスペース)
大阪市城東区成育2−5−4
TEL&FAX 06-6934-0014
e-mail atelier_s_pace@ybb.ne.jp
出演 大熊ねこ 菊谷高広 坂本正巳
こやまあい 村尾オサム キタモトマサヤ
条あけみ(あみゅーず・とらいあんぐる)
岡村宏懇(劇団M.O.P.)
黒川藍 鶴丸絵梨 藤咲雪音
スタッフ
[舞台監督]関川佑一(S-pace) [照明]西岡奈美
[音響]大西博樹 〔舞台美術〕宮内ひろし
〔作曲+歌〕わたなべともえ(ベートルズ)
[宣伝美術]古閑剛
〔宣伝写真〕宮内ひろし [制作]A≠T≠M
〔提携〕アトリエS-pace [企画製作]遊劇体
料金 前売:2,500円 / 当日:2,800円
学生:1,800円(当日受付にて学生証をご提示ください。)
*当日精算券をお持ちかご予約いただいたお客様は、
前売料金でご入場いただけます。
