脚本・演出:キタモトマサヤ
出演:大熊ねこ、坂本正巳、村尾オサム、鶴丸絵梨、松本信一、久保田智美
料金 :前売り・当日共 一般:2,800円 学生:2,000円
日時:2015年
6月19日(金)19:00
6月20日(土)14:00/19:00
6月21日(日)14:00/19:00
6月22日(月)19:00
6月23日(火)14:00
スタッフ
[舞台監督]沢渡健太郎 [照 明]西岡奈美
[音 響]大西博樹 [舞台美術]佐野泰広(CQ)
[宣伝美術]古閑剛[制 作]岡本司+児山愛(A≠T)
[制作協力]尾崎雅久(尾崎商店)
[カンパニーメンバー]菊谷高広・こやまあい
[主催]遊劇体
会場:アトリエ劇研
『闇光る』から始まり、『残酷の一夜』、『エディアカラの楽園』、『花も咲かないで』、『往生安楽国』へと連なる、大阪府南部の山あいの架空の町ツダを舞台としたシリーズ、2年振りとなる新作書き下ろし。
かつては、私たち日本人の生活に根ざしていたはずの、神という存在。死を意識しての日常。それらがそこにある町、ツダ。
林業に従事する旧家に生まれた双子の姉妹。同じ時代、同じ日、同じ家で、同じ女から生まれ、同じように育てられたにもかかわらず、それぞれのモノガタリがある。成長とともに、考え方が固有のものとなった。その生き方、人生は、相容れないものになっていった。双子であるがゆえか。いや、それは大してモンダイでないのかもしれない。女と女。憎しみで交わることもある。
聖なるものと俗なるものとの混沌。死を突き抜けたところにある浄化と光明。独自の泉州方言による簡素な台詞と、いつもどおりの正方形の舞台で描くエンタメ芝居(のつもりなんだ)。